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1.損益計画を立てられるようになる

企業全体の実績は、1店舗ずつの売上や利益の合計です。したがっ て、店舗単位で確実に利益を計上することが重要です。そのためには、 店長は損益計算書を読めるようになることはもちろん自分の店の損益 計画を立てる能力を身に付けることが必要です。最終的には本部の計 画が優先しますが、本部からのトップダウンの計画と、店舗からのボト ムアップの計画を突き合わせる過程をを経て、店舗の損益計画を決定 することが望ましいと考えます。

2.損益分岐点を把握する

店長が自分の店の損益計画を立てるためには、自店の損益分岐点を 把握しておくことが大切です。損益分岐点とは、利益も出ないが、損失 も出ないという売上高のことです。計算方法は、経費を固定費と変動費 に分け、損益分岐点売上高=固定費÷(1−変動比率)の計算式に当て はめて、算出します。損益計画を立てるときには、固定費プラス利益目 標を当てはめて、算出します。

3.人件費をコントロールする

全体の経費の中で、そして変動費の中で、最も大きなウエイトを占める のは、人件費です。したがって、店長の実務の中で、最も重要な仕事 は、人件費のコントロールということになります。店長は、ワークスケジ ュールを綿密に作成して、作業管理を徹底することが大切です。

4.固定費は本部に相談する

固定費は、通常は店長だけの権限では、下げることは困難です。しか し、どうしても固定費が高くて、損益分岐点が高くなり、利益を出すこと が難しい場合は、固定費にもメスを入れる必要があります。このような ときは、スーパーバイザーに相談して、固定費の削減を本部と掛け合っ てもらうようにします。

5.ロス管理を徹底する

ロスは損失そのものであり、売上高換算すると、ものすごく大きな金額 となります。例えば、経常利益率が3%であれば、ロス金額÷0.03が 売上換算の金額ですから、理解していただけるはずです。ロス対策は 店長一人ではできませんから、スタッフ全員を巻き込んで取り組むこと が大切です。ただし、ロスを恐れて、在庫を削減し過ぎると、今度は機 会ロスが生じるので、要注意です。

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