スーパーバイザーの役割・スーパーバイザーの仕事4

スーパーバイザーのコーチング

1.コーチングを正確に理解する

コーチの語源は馬車であり、コーチングとは、大切な人をその人が 望むところまで送り届けるという意味です。この言葉の中に、コーチ ングのすべての意味が込められているといっても過言ではありませ ん。スーパーバイザーは、店長が何を望んでいるのかをしっかり聞き 出して、店を改善するために、一緒に目標設定をして、その目標実現 の手伝いをしてあげるのです。

2.コーチングとカウンセリングの違い

コーチングでは、相手の話に耳を傾けることが基本なのですが、同じ ような概念にカウンセリングがあります。この2つの違いは何でしょう か。手法としては、両方ともほぼ同じなのですが、カウンセリングは、 どちらかというと、悩みなどの問題解決の手法として使われるのに対し て、コーチングは、前向きな目標達成の手法として使われるという違い があります。

3.コーチングでは質問を重視する

コーチングでは、質問を重視します。いくら相手の話に耳を傾けると いっても、黙っていては進行しないので、状況に応じた適切な質問で 相手の話しを引き出す技術が必要だからです。質問には自由に意見 を言わせるオープン型の質問と、答えを絞り込ませていくクローズ型 の質問があります。スーパーバイザーは実際に、どのような質問をす ればよいのか、十分に研究することが大切です。

4.コーチングの承認の技術を学ぶ

コーチングで質問と並んで重要なのは承認の技術です。承認<とは、 その言葉通り、相手の良いところを認めて、ほめてあげるということ です。相手を承認するためには、まず観察眼を高めなければなりま せん。スーパーバイザーは、店長やスタッフのちょっとした変化や改 善点を見つけて、相手をほめることが大切です。

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5.店長にもコーチングを指導する

スーパーバイザーは自らが、店長に対してコーチングをすることは もちろんですが、同時にそのことを通じて、店長に対しても、店舗の スタッフに対してコーチングができるように指導することが必要です。 その意味でも、スーパーバイザーは、外部講師によるコーチングの 研修を受けるなどして、コーチングの理論体系を完全にマスターして おく必要があります。

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