店長の役割・店長の仕事7

採用と労務管理

1.採用計画を作成する

採用計画の作成は、前年の採用活動の分析から始めます。具体的に いうと、いつ頃、何人くらいを採用し、何人くらいが辞めて、採用費用や 賃金はどれくらいかかったのかを確認します。それをもとに人時売上高 や人時生産性を考慮して、新たな採用計画を作成します。採用計画 は、毎月の状況に合わせて、定期的に見直しをします。

2.紹介を依頼する

現在、勤務している店舗スタッフに、新たなスタッフの紹介を依頼するの は、最も手堅い募集方法です。なぜならば、勤務態度が良好なスタッフ であれば、その友人や知人もまた、信頼できる人材である可能性が高 いからです。しかも、募集コストが一切かかりません。1つだけ注意すべ きは、同じ学校などに集中し過ぎると、休みが重なったりして、シフトが 組みにくくなることがある点です。

3.店頭に募集ボスターを掲示する

紹介と並んで、コストがかからない割りに、良い結果を得られる募集方 法として、店頭への募集ポスターの掲示があります。ポスターには、勤 務時間や賃金など、応募者が知りたい情報をできるだけ大きな文字で 記載して、不必要なことは書かないようにすることが、効果を高めるポイ ントです。来店するエリア内の人が応募してくれるので、無理なく働いて もらえる可能性が高いことが特徴です。

4.面接をする

応募者には、面接をして採用の可否を検討します。応募者は、働くこと を希望する人であると同時に、お客様や口コミの発信者としての要素も 兼ねていますから、できるだけ丁重に対応することが大切です。事前 に、採用基準と質問内容などを準備しておき、短時間で要領よく、実施 するようにします。基準を満たしていたら、その場で採用を伝えても構い ません。不採用者にも、後日連絡する旨を伝えて、必ず連絡するように します。

5.導入教育を実施する

正社員はもちろんですが、パートやアルバイトに対しても、いきなり作業 をさせるのではなく、必ず導入教育をすることが大切です。まず企業の 経営理念や方針などを、具体的な事例を入れて、できるだけ分かりや すく教えます。次に、作業中であっても、お客様に挨拶するなど、顧客 重視の考え方と行動を教えます。そして、その後に作業内容と手順をマ ニュアルにそって教えます。作業を始めた後も、順調にできているか、 適宜、フォローすることが大切です。

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