女性店長

女性店長へのアドバイス|女性店長が成功するためのアドバイスをします

女性店長へのアドバイス

女性店長の仕事

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アパレルショップなど女性向けの商品を取り扱う店の店長は女性が中心です。最近では、様々な業界で女性の活躍が目覚ましく、女性向けの店舗以外でも、女性店長の数が増えています。店長研修を担当している中で、女性店長からご相談を受ける機会も多いです。もはや、女性だからと区分する時代でもないのですが、よくご相談を受ける内容を念頭に置いて、女性店長へのアドバイスを行ってみたいと思います。カフェでくつろぐような、気楽な気持ちでご覧ください。

1.女性店長は肩の力を抜こう

女性店長はとにかく真面目です。それは基本的によいことなのですが、 あまりにも大上段に構えて、自分で自分を追いつめてしまう傾向があり ます。店長だからこうしなければならないと、あまり深刻に考えることは やめましょう。女性店長は肩の力を抜いて、自然体で仕事に取り組むよ うに心掛けることが大切です。

2.女性店長の仕事は何か

女性店長であっても、男性店長であっても、店長の仕事の基本に変わり はありません。簡単に言えば、ヒト・モノ・カネの管理です。女性店長は、 一般的に得意と不得意がはっきりしている人が多い傾向があります。例 えば、接客は好きだけれど、計数管理は苦手などです。女性店長は、 できる限りバランスよくすべての仕事ができるように努力しましょう。

3.女性店長はスタッフを信頼しよう

女性店長の一般的な特性として、私がやらなければという気持ちが強い 人が多いです。例えば、店の売上は私が創らなければとか、重要な場 所の陳列は私がやらなければなど。このような気持ちは押さえなけれ ばなりません。女性店長は、スタッフが働きやすいようにサポートするの が仕事。こんな気持ちで取り組むくらいでちょうどよいのです。

4.女性店長はお客様の支持が一番になる

特にアパレルショップなど対面販売中心の業態では、女性店長は、店のスタッフの中で、お客様の支持が一番にならなければなりません。ここ でいうお客様支持が一番とは、必ずしも売上が一番という意味ではありません。 女性店長は、接客回数はスタッフより少なくても、確実に好感度を高めて、 店のファンづくりができるような魅力がなくてはいけないのです。

5.女性店長はスタッフと一緒に考える

女性店長は唯我独尊で物事を決めるよりも、何でもスタッフと一緒に考 えながら仕事を進めるとよいでしょう。例えば、おすすめ商品をスタッフ と一緒に決めて、売り方のアイデアを募るようにします。そうすると自然 と業績アップが実現します。ただし、何か問題が生じたときは、店長が 責任を取るから安心してと、スタッフに伝えることは必要です。

性店長の売場づくり

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女性だから可愛いPOPを作るとか、きれい好きなどというと、偏見ですと怒られそうな気もしますが、やはり男性と女性では感性が異なると思います。女性の特性を生かした売場づくりができるのは、女性店長の特権だと思って、軽く聞き流して下さい。

1.女性店長らしいトレンド情報を生かそう

女性はおしゃれに敏感です。TPOに合わせて着る服を選びますから、 常に生活シーンを考えながら商品選びをしています。だから、男性より も色々な店を見て歩き、トレンド情報にも敏感です。女性店長だからこ そ、いま何が流行っているのか、今年のバレンタインデーギフトは何が 流行なのかなど、トレンド情報を生かした売場づくりをします。

2.女性店長ならではの一押し商品を決めよう

チェーンストアならば、本部から推奨商品が指示されますが、リストの中 から店長が選択できる場合もあり、それ以外でも店長の意向で展示が できる場所もあるでしょう。女性の強みは、得意な商品に思いを込められることですから、女性店長ならではの一押し商品を決めて、目立つ場所に飾って本気で販売しま しょう。もちろん、独善ではなくスタッフの意見も聞いて一緒に実行します。

3.女性店長は季節感あふれる店を作ろう

女性のセンスが最も生かされるのが、売場づくりです。女性店長は女性 スタッフを巻き込んで、店長裁量の範囲内で、季節感あふれる売場づくりにチャレンジしましょ う。春は桜やお花見をイメージしたピンク基調のディスプレイをするなど、季節の色や販促ツールを十分に活用します。ただし、出来栄えとコ ストは反比例するので、コストは計画通りコントロールして下さい。

4.女性店長は可愛いPOPを作成しよう

女性の強みを生かした可愛いPOPを作成しましょう。女性店長が自ら 見本を示して、スタッフの協力のもとに作成します。可愛いとは、具体的に言うと、大きめのイラストを描く、文字を丸文字で優しいロゴで書く、お まけ情報を加えるなどです。スタッフにPOPを作成してもらうと、反響が気になるので、売上数値にも興味を持ってもらえます。

5.女性店長のきれい好きを発揮しよう

女性のほうが、男性よりもきめ細かくてきれい好きな人が多いように思います。その感性を売場の整理 整頓にも生かします。売場全体のクレンリネスはもちろんのこと、商品をきちんと整理します。お客様だって、きれいな売場のほうが購買意欲が 高まるからです。女性にも時々、部屋を片付けられない人もいますが、そんな人は仕事と合わせて、自分の部屋の整理整頓も一気に進めてしまいましょう。

女性店長の接客

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女性店長はスタッフに接客の見本を示さなければなりません。数字に追われ、時間に追われていると、つい行動ががさつになって、接客も雑になりがちです。効率よく販売することは大事ですが、接客をおろそかにして顧客離れがおきたら逆効果です。原点に戻って、女性ならではのきめ細かさや優しさが、接客にも生かせるように心がけましょう。

1.女性店長らしく立ち振る舞いを美しく

女性なら誰でも美しくなれます。顔や形は、一人ひとり違うのですから、そ れは個性です。それなら、どのようにして美しくなるのか、それは立ち 振る舞いです。まず背筋を伸ばして、美しく立つことから始めます。そし て、歩き方、お辞儀の仕方など、1つ1つマスターしていきます。女性店長は、立ち振る舞いの美しさで、女性スタッフの見本になるように頑張ります。

2.女性店長はおもてなしの心で接客する

最近、おもてなしという言葉が流行になっていますが、相手のことを思いやるおもてなしの精神は、女性ならではの強みです。接客の一挙手 一投足に、お客様に喜んでいただきたいという気持ちを込めることが大切です。例えば、お年寄りとお話するときは心もちゆっくり話したり、お子様とお話するときは、しゃがんで目線を合わせたりなどです。

3.女性店長は正しい言葉づかいを心がける

店頭接客の中で、「Mサイズでよろしかったでしょうか」などという「よろしかったでしょうか」という言葉は、本人は丁寧に話しているつもりですが、違和感があります。「よろしかった」という過去形を使うのではなく、「よろしいでしょうか」が正しい言い方です。言葉は時代と共に変化しますが、接客では誰が聞いても違和感のない正しい言葉づかいをすることが大切です。

4.女性店長は積極的にお客様を誉めます

接客しているときに、商品の良さばかりを誉めて、お客様を誉めない販売スタッフがいます。女性店長は、この問題点にすぐに気づかなければ なりません。商品を誉めるのではなく、商品を使ったお客様を誉めるのです。例えば、「この紺のブラウスきれいな色でしょう」ではなく、「この紺のブラウスをお召しになると、お客様の肌がきれいに見えますよ」です。

5.女性店長は白々しいお世辞は言わない

女性客は自分でも似合わないなと思っているときに、「お似合いですよ」 などと白々しいお世辞を言われると不愉快に感じます。女性店長はそ んなお客様の気持を理解できますから、スタッフに白々しいお世辞を言 わないように注意します。本当に似合っているときは誉めて、あまり似合っていないときは、さりげなく別の商品をすすめるように心掛けます。

女性店長の部下育成

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最近は、実力主義の世の中になって、年齢と地位が逆転する現象もよく見られます。有能な女性が若くして店長になると、年上の女性や男性社員を部下に持つこともあるでしょう。あまり片意地を貼って上から目線で接するよりも、女性の特性を生かして上手にコミュニケーションを取るほうが、チームワークがよくなり、実績があがることが多いと思います。

1.女性店長は年下女性には自信を与える

まだ20代の女性店長から、「最近の若い娘は」という言葉を聞くことが よくあります。自分より年下のスタッフに腹を立てるという気持ちは、時代が変わっても繰り返すですね。年下女性スタッフは何かと女性店長に反発することが多いと思います。そんなときは権限委譲をして、上手くでき たら誉めて自信を持たせます。成長する姿を楽しみにしましょう。

2.女性店長は年上女性には敬意を払う

自分より年上女性の部下を持っている女性店長も多いかと思います。特にパートなどは年上の女性のほうが多いかと思います。 年上女性スタッフに対して、店長だからと上から目線で話すのは厳禁です。年齢に敬意を払って接するようにします。ただし、言葉遣いは丁重でも、ダ メなことはダメとはっきり言うようにします。仕事以外の話題、例えば料理法などを教えてもらったりして、仲良くなることも大切です。

3.女性店長は男性スタッフを立てながら使う

女性店長は、年下男性のスタッフを持つことがあります。ここで忘れては ならないことは、男性は年下であっても、女性より下だとは思わな い男性もいるということです。したがって、年下男性スタッフと接するときは、「頼りにしている」ということを口に出して言うことです。年下でも年上でも男性 に対しては、相手を少しだけ立てながら使うほうが上手くいく場合が多いです。

4.女性店長はスタッフのタイプ別に育成する

販売スタッフには、わがままな人、おとなしい人、くったくない人、しっかり した人など、色々なタイプの人がいます。女性店長は、女性ならではの観察眼で個々のタイプを 見抜いて、相手に合わせてスタッフ育成をします。例えば、おとなしい人 には挑戦する機会を与える、くったくない人には細かく指示を確認するなどです。人には個性がありますから、十把一絡げにしてはいけません。

5.女性店長は次の店長を育成します

女性店長、男性店長に限らないのですが、店長の大きな役割の1つが、 次の店長を育成することです。女性店長は、特にNO2との協調性に注 意して、NO2を次の店長に育成します。NO2を何でも自分と同じ思考 にするのではなく、個性を引き出すことが大切です。どんどん仕事を任 せて、進め方や結果について話し合うようにします。

女性店長のチーム管理

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女性だから好き嫌いが激しいなどと言うと、私は違うと怒られそうですが、あくまで一般論の傾向の話をしています。これまでの経験からいうと、女性同士のほうが、いったん感情のもつれが生じると、回復に時間がかかるようです。女性店長は広い心を持って、チーム内に感情のもつれが生じないようにチーム管理をすることが大切です。

1.女性店長は人材を組み合わせて使う

女性の弱みとして、男性よりも好き嫌いが激しいという傾向が見受けられます。 女性店長の中には、好き嫌いでスタッフを評価してしまう人がいます。また、スタッフ同士でも、あの人は好き、嫌いという感情が表に出てチームワークが乱れることがあります。女性店長は、組織というものは色々な人材を組み合わせて成り立つということ を肝に据えましょう。そして、スタッフにも理解させるようにします。

2.女性店長は甘えの気持を捨て去る

女性店長自身が自分は女性だからと、少しでも甘えの気持を持っている と、組織のタガが緩んでしまいます。女性だからという甘えの気持は完 全に捨て去ることが大切です。女性店長は男性店長以上に厳しい面と、女性らしく優しくフォローする面を使いわけます。常に公平で信賞必 罰がはっきりしている店長に対して、スタッフは信頼を寄せるのです。

3.女性店長はリーダーシップを発揮する

女性店長は特にリーダーシップを発揮するように心がける必要があります。リーダーシップ とは、この人についていきたい、この人と一緒に仕事をしたいという気持ちを持たせることです。そのためには、常にスタッフに対して、自分のビジョンを語ることです。自分の考える仕事とは何か、どんなお店にしたいのかなど、大きな視点に立って語り、共感を得るようにします。

4.女性店長は派閥を作らせない

女性はとかく派閥を作りたいという傾向があります。そして、アパレルシ ョップや百貨店などでよく見られるのは、売上高トップのスタッフがリー ダーとなり、女性店長に対抗するグループを作ることです。店長はシフトをばらすなどしてグループの分断を図ると共に、全員が一丸となって取り組めるようなテーマを打ち出して、チームを一つにまとめることです。

5.女性店長は本音を聞く機会を作る

女性店長から見て、スタッフが笑顔で仕事をしていると、何となくチーム が上手くいっているのだと安心します。しかし、ある日突然、「辞めたい」 と言われてびっくりすることがあります。表面的には明るくても、本音では不満を持っているかもしれません。店長はスタッフと飲食する機会などを作って、日頃からスタッフの本音を聞き出すようにします。

女性店長の自己啓発

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女性店長は、とかく視野が狭くなりがちなので、なんて書くと、またまた怒られそうです。でも、少しでも思い当たる点があれば、やはり意識的に視野を広げるべきです。お金も多少かかってしまいますが、自分への投資が最も重要なお金の使い方です。

1.女性店長は一流のサービスを受ける

書店に行くと、リッツカールトンなど一流ホテルのサービスに関する本がたくさん並んでいます。まず本によって、基礎知識を学びましょう。そし て、その後は、できれば思い切って一流ホテルのレストランで食事をする機会を作ります。自分の五感を研ぎ澄ませて、一流のサービスを受ける経験をすると、必ず女性店長としてのマネジメントレベルが高まるのです。

2.女性店長は新聞を読み情報を集める

女性店長は新聞は必ず読むようにしましょう。忙しければ、デジタルでも 読めますので、通勤時間にスマホやタブレットでも読むことができます。 一般紙で経済動向などを理解して、業界紙で業界動向を学びます。女性店長はとかく視野が狭くなりがちなので、意識して自分の世界を広げるようにします。物事を大きく前向きに考える習慣を身に付けます。

3.女性店長は異業界の友人と会う機会を作る

女性店長は積極的に異業界の友人と交流する機会をつくります。店長は常に店のことを考えていますから、自分で気が付かないうちに内向きになってしまうことが多いのです。まったく違う仕事をしている友人の何気ない言葉に、問題解決のヒントが得られることも多いのです。隣の芝 生は青く見えますが、皆苦労していることを知るだけでも有意義です。

4.女性店長はリラックスタイムを作る

女性店長は、とかく真面目すぎます。何でも一生懸命で24時間仕事のことだけを考えて過ごすという傾向があります。その気持も分かります が、やはりオンタイムとオフタイムを分けることが大切です。スポーツジムに通ったり、好きな芝居を見たり、温泉旅行や海外旅行に出かけたりと、自分が完全にリラックスできる時間を作るようにします。

5.女性店長は自分のスキルを磨く

女性店長は人間の幅を広げることが大切です。そのためには、仕事以外も含めて自分のスキルを磨きます。例えば、英会話などの語学。ITスキル、 ピアノやギターなどの楽器。テニスやゴルフなどのスポーツ。仕事上のスキルはもちろん、仕事とは別の分野でも一生懸命に努力し、スキルを高めることで、人間としての魅力が高まり、結局は仕事と相乗効果を生むことになります。

以上、女性店長へのアドバイスを6回にわたって書いてきました。この中には、男性店長にも共通する内容がたくさん含まれています。決して男性と女性を差別して書いたわけではなく、それぞれの特性を生かして仕事を進めていただきたいと思い、あえて経験論からアドバイスをさせていただいた次第です。女性店長の方に少しでも仕事に役立てていただければ幸いです。


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