店長の仕事・店長の役割6|採用と労務管理

店長の仕事・店長の役割6

店長の仕事・店長の役割の中から、採用と労務管理についてご説明します。アクティブ・コンサルティングの豊富な店長研修の実績を踏まえて、誰でもわかるようにできる限り完結にご説明したいと思います。

面接

採用と労務管理

チェーンストアでは、正社員の募集・採用は本部で行いますが、店舗におけるパート・アルバイトの募集・採用は店長に任せている企業もあります。それゆえ、店長はパート・アルバイトの募集・採用と労務管理について学ぶ必要があります。

1.採用計画を作成する

採用計画の作成は、前年の採用活動の分析から始めます。具体的にいうと、いつ頃、何人くらいを採用し、何人くらいが辞めて、採用費用や賃金はどれくらいかかったのかを確認します。

それをもとに人時売上高 や人時生産性を考慮して、新たな採用計画を作成します。採用計画は、毎月の状況に合わせて、定期的に見直しをします。

2.紹介を依頼する

現在、勤務している店舗スタッフに、新たなスタッフの紹介を依頼するのは、最も手堅い募集方法です。なぜならば、勤務態度が良好なスタッフであれば、その友人や知人もまた、信頼できる人材である可能性が高いからです。

しかも、募集コストが一切かかりません。1つだけ注意すべ きは、同じ学校などに集中し過ぎると、休みが重なったりして、シフトが 組みにくくなることがある点です。

3.店頭に募集ボスターを掲示する

紹介と並んで、コストがかからない割りに、良い結果を得られる募集方法として、店頭への募集ポスターの掲示があります。募集ポスターは、店舗周辺の人が見るので、効率的な募集方法となります。

ポスターには、勤務時間や賃金など、応募者が知りたい情報をできるだけ大きな文字で記載して、不必要なことは書かないようにすることが、効果を高めるポイ ントです。来店するエリア内の人が応募してくれるので、無理なく働いてもらえる可能性が高いことが特徴です。

募集中

4.面接をする

応募者には、面接をして採用の可否を検討します。応募者は、働くことを希望する人であると同時に、お客様や口コミの発信者としての要素も兼ねていますから、できるだけ丁重に対応することが大切です。

事前に、採用基準と質問内容などを準備しておき、短時間で要領よく、実施するようにします。基準を満たしていたら、その場で採用を伝えても構いません。不採用者にも、後日連絡する旨を伝えて、必ず連絡するようにします。

5.導入教育を実施する

正社員はもちろんですが、パートやアルバイトに対しても、いきなり作業をさせるのではなく、必ず導入教育をすることが大切です。まず企業の経営理念や方針などを、具体的な事例を入れて、できるだけ分かりやすく教えます。

次に、作業中であっても、お客様に挨拶するなど、顧客重視の考え方と行動を教えます。そして、その後に作業内容と手順をマ ニュアルにそって教えます。作業を始めた後も、順調にできているか、適宜、フォローすることが大切です。

ポイント

☆店長の仕事・店長の役割7「部下の教育・訓練」もご覧ください。
店長
店長の仕事・店長の役割7|部下の教育・訓練

店長の仕事・店長の役割7 店長の仕事・店長の役割の中から、部下の教育・訓練についてご説明します。アクティブ・コンサルティングの豊富な店長研修の実績を踏まえて、誰でもわかるようにできる限り完結にご説明し ...

続きを見る

店長研修のことなら、アクティブ・コンサルティングにご相談下さい!専門の講師が貴社にお伺いして実施します。オンラインでの実施も可能です。

アクティブ・コンサルティングの店長研修は、店長の基礎から応用まで、わかりやすくお教えします。ぜひ貴社にて、当社講師による店長研修の開催をご検討下さい。

店長の仕事・店長の役割
店長の仕事・店長の役割

店長の仕事・店長の役割 店長研修を実施する場合に、店長の基本的な仕事・役割について、あらかじめ基礎知識を学んでおくと効率的です。アクティブ・コンサルティングが考える店長の仕事・役割のうち、主要10タイ ...

続きを見る