スーパーバイザーの仕事・役割3|スーパーバイザーの店舗評価

スーパーバイザーの仕事・スーパーバイザーの役割3

チェーンストアにおける重要なカギとなるスーパーバイザーの仕事、スーパーバイザーの役割の中から、スーパーバイザーの店舗評価についてご説明します。スーパーバイザーとして、担当店舗をどのように評価すればよいかがわかります。

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スーパーバイザーの店舗評価

スーパーバイザー全員が同じものさしを持って、店舗を評価することが重要です。アクティブ・コンサルティングでは、そのためのマニュアル作成のコンサルティングや研修を行っています。

1.店舗周辺と外観を評価する

スーパーバイザーが店長と異なる点は、店長よりも店舗との距離をおいて店舗を見ることができる点です。すなわち客観的に店舗を評価できる点です。

スーパーバイザーは、できるだけお客様の視点に 近い目で店舗を見て、店舗の問題点を抽出します。店に行った時には、最初に店舗周辺と外観を見て、そこから受ける印象を起点にします。

2.クレンリネスを評価する

店舗運営の基本は、Q(quality)=品質、S(service)=サービス、 C(cleanliness)=清潔感といわれています。その3つの中で、店舗評価で、まずみるべき点は、クレンリネスです。

日本語では、清潔感と訳されていますが、本来の意味はただ単に汚れを落とだけでは なくて、ピカピカに輝くほどきれいに磨き上げるという意味です。スー パーバイザーはお客様の視点で、店舗のすみずみまでチェックすることが大切です。

3.棚割・欠品を評価する

スーパーバイザーが店舗評価の中で、最も真剣に見るべき点は商品です。なぜなら、お客様は店舗に商品を購入するために来店されるか らです。実際に見るべき点は、本部から指示された棚割が崩れていないか、売れ筋商品や広告品など重点品目の欠品がないかどうかです。

さらに、安全性の面から、消費期限に関しても、厳重にチェック します。チェーンストアは、顧客に安全安心を保証しなければなりません。

棚管理

4.情報発信を評価する

商品そのものの評価と並んで重要なのは、情報発信の評価です。 なぜならば、情報が付加されていなければ、商品の品質や価値が、来店客に伝わらないからです。

具体的には、まずプライスカードのチェックをします。価格は情報の中でも最も重要なものだからです。 次にショーカードなどのコピーが適切かどうか、古いものや汚れたものはないかチェックします。

5.接客・作業を評価する

店舗評価では、モノだけでなく、そこに働く人も同時に評価します。 いくら舞台装置がしっかりしていても、役者が悪かったならば、何もならないからです。まず見るべき点は、挨拶です。

来店客に対して、 明るい挨拶ができているか。そして、接客態度や接客内容もチェック します。良いか悪いかは、接客を受けているお客様の表情を見れば分 かります。さらに、作業速度や作業の出来ばえなども評価します。

ポイント

☆スーパーバイザーの仕事・役割4「スーパーバイザーのコーチング」もご覧ください。
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